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Channel: 妙高山麓発・サラリーマン日記
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地吹雪に煙る稜線へ【戸隠大橋~黒姫山・主稜線手前で撤退(2/1)】

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 猛烈な地吹雪とラッセルを覚悟で出かけた黒姫山だったが、主稜線まで進みたい気持ちをグッとこらえ、その手前で引き返してきた。
 
 西高東低の冬型の気圧配置だったが、それでも長野県北部地方は比較的天気がいいのではという予想のもと、自宅を出発。8時30分ごろに戸隠大橋に到着すると、この時期にしては珍しく、車はたった1台のみ。荒れ模様の予報なので、当然と言えば当然か。雪は舞っているが、思っていたよりも風は強くない。新雪はそれなりに積もっている。「行けるところまで行ってみよう」と決めて準備を整え、8時50分ごろ、Pon2oonを履いて出発。
 大橋林道にはトレースがあり、ありがたく使わせてもらう。あの先客の車の主だろうか。
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  時折、雲の間から陽が射すが、天候の回復を祈りつつ進む。シール歩行を始めて40分、林道が左右に分かれるが、トレースは左へ。たぶん佐渡山へ向かっているのだろう。わたしは右へ進み、黒姫山を目指す。
この日、ほんとうは大橋から懸案の「五地蔵山」を目指すつもりだったのだが、前日の降雪があり、上部は雪崩が心配なのと、ガスで視界不良、おまけに強風ということで、予定を諦め、黒姫に転身した。今シーズン中には、大橋から五地蔵山へ足を延ばしてみたい。
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  カラマツの植林地を登っていくが、膝下まで新雪があり、汗をかきかき進む。上空は「ゴーゴー」と強い風が吹き、カラマツの木々が「ギギギ・・・」と音を立てて大きく揺れている。
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  新道分岐手前の平坦な場所に上がると、風は更に強くなった。左から強風が吹き付けてくる。広葉樹林が広がる場所を抜け、稜線へ延びる尾根を、ほぼ夏道沿いに登っていく。強風のためか、尾根にはシュカブラや凹凸が出来、とても歩きにくい。登りもそうだが、スキーでの滑降は難儀しそうだ。
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  時々陽が出るが、猛烈な風に地吹雪が舞っている。進む先の稜線はガスの中だ。ザックから飲み物を出して飲むのも億劫なほどだ。ゴアウインドストッパーのグローブをはめた指先が、寒さでジンジンと痛くなってきた。替えのグローブをザックから出して交換すると、指先の感覚がじわじわと戻ってきた。
 地吹雪に煙る景色を撮ろうと、ポケットからデジカメを出したが、低温のために起動しなくなってしまった。残念。i-phone5は防水ではないので、ためらってしまう。
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  当初から決めていた行動終了時刻の正午がやってきた。下部の膝までのラッセルで、かなり時間を使ってしまったようだ。稜線まであと100~200メートルほどのはず。体力的には、まだ余裕なのだが、なんせこの強風である。後ろ髪を引かれる思いで撤退することにした。また来ればいいさ。
 シールを外し、でかい凹凸に難儀しつつ、下っていくと、駐車場で出会った男性が休んでいた。わたしのトレースを追ってきたようだ。あいさつを交わして下っていく。
 新雪が深く、思ったほどスキーのスピードが乗らない。下りラッセルの場面も多々あったが、それほど難儀することもなく楽しみながら13:30ごろ大橋に到着。車は5台に増えていた。
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  帰りは黒姫駅内のそば屋さんへ。ここでかき揚げそばの大盛り(470円)を食す。五臓六腑に染み渡るうまさだ。ガリガリに凍りついた心と体がじわじわと解けていくようだった。
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  帰宅して後片付けの後、駐車場の除雪や家の用事に精を出した。
 今シーズン3回目の山スキーだったが、3回とも荒れ模様の天気。日ごろの精進が悪いのかも?
 
〇山行日時  2015年2月1日(日)
〇山行地   戸隠大橋~黒姫主稜線の手前で撤退~戸隠大橋
〇メンバー  わたし単独

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