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Channel: 妙高山麓発・サラリーマン日記
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白銀の焼肉ツアー【矢代山地・要山(3/16)】

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 今日、矢代山地の要山で、「雪見焼肉」を満喫してきた。メンバーは男女5人。久しぶりの大所帯で、楽しい雪山散歩だった。

 朝8時過ぎに、妙高市西野谷新田にある「友楽里館」の先にある交差点付近に車を止め、歩き出す。スノーシューの初心者もいるので、かなりのスローペースで進む。わたし以外の全員はスノーシューで、山スキーはわたしだけである。
 林道をショートカットしながら進み、いつもの林道が大きく右にカーブする場所から、斜面に取り付く。初めてスノーシューで参戦したT女史は、すでに少々おつかれモード。彼女の口から「夏場の山歩きよりも、百倍つらい」との言葉が出る。そうでしょう、そうでしょう。左と右の足を交互に出して進めば、そのうち着くでしょうから、がんばってくださいね。

 テレビで今日の上越の予想最高気温は、十数℃と言っていたが、予報どおりかなり高い。全員、上着はザックの中だ。ここは谷の中なので、風はほとんど吹いていないが、上空の雲の動きはかなり早く、稜線は風が強そうだ。
 杉林を右に見ながら、トコトコ進む。左の尾根に上がり、要山の三角大斜面の左直下に出ると、上からワカンの単独行の男性が下ってきた。言葉を交わすと、あれっ、中学校の剣道部の後輩のYくんじゃないか。こんな所で再会するとは、奇遇である。彼も山に精を出しているようで、今日は要まで行って、天候が悪化しそうなので、戻ってきたとのこと。今度、いっしょに山に行こうと言葉を交わし、我々は先に進む。

 稜線には、所々に空洞の落とし穴というか、クラックがあり、慎重に進む。あえぎながら進むと、11時前に要山の山頂に到着する。風は強く、雲行きは少々怪しいが、景色はすばらしい。初めてスノーシューに挑戦したT女史は、よくがんばった。スイスから来ている女性のRさんも、大毛無山の真っ白なバーンを見て、大満足の様子。五十路のMさんも、額に汗して根性でがんばり抜きました。そういう姿勢を、わたしも見習いたい。リーダーの講釈師さんも、おつかれさまでした。
 記念撮影の後、風が強い山頂を避けて、下部で昼食を取ることに。スノーシューの4人は、往路の左尾根を戻るが、わたしは大斜面をいただきにかかる。さわやかに下りたいところだが、3日前に降った雪が腐って重く、滑りにくいことこの上なし。みんなの見ている前で、威勢よく転倒、一回転してしまった。

 わたしも合流し、大斜面の左直下で本日のメインイベント「焼肉パーティー」の開始。バーナーでフライパンを温め、最初にウインナー投入、その次に塩ダレの焼肉を投入。雪原に香ばしい匂いが漂い、至福の時間である。雨がぱらついてきたが、みんなの顔は笑顔のままだ。道具と肉を用意してくれた講釈師さんに感謝感謝。

 おなかを満たした後の足取りはことのほか早く、特にT女史は絶好調。スノーシューには、重い雪が堪えているようで、途中、腿が痙攣するメンバーも。わたしのスキーも、後半はほとんど直滑降でないと進まないような状況だった。

 しかし、なんだかんだで、13時過ぎには駐車地点に到着。互いの健闘を称えあった。今回、スノーシューを履いている皆さんを見て、トコトコとのんびり山歩きするのは、なんだか楽しそうだと思った。が、下りがかったるいんだよなぁ・・・。

〇山行日時  2014年3月16日(日)
〇山行地   妙高市両善寺~矢代山地・要山
〇メンバー  講釈師さん、Mさん、T女史、Rさん、わたし

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