今シーズン、わたしの相棒に新たな1台が加わった。BMWのR1150Rロードスターだ。昨年末に、十日町市のショップで出会った。もちろん10年以上前の中古車だが、走行距離は17,000キロそこそこ。車検が1年半ぐらい残っていて、左右のパニアケース付き。左のサイドカウルとタンクに傷があるが、まあ愛嬌といったところ。年末ということで価格は破格。即購入を決めた。
冬の間、ショップでロードスターを預かってもらい、3月中旬、我が家に嫁入り(?)。このとき、十日町市から飯山市経由で妙高の自宅まで自走してきたが、十日町では小雪がちらついていたし、山々には新雪が積もっていて、マジで寒かった。
以来、なかなか忙しくてかまってやることができなかったが、ようやく時間ができたので、飯綱~戸隠高原のワインディングロードへショートツーリングに出かけた。
このR1150Rに乗って最初に感じたことは、やはり日本車とは別の乗り物だということ。普通、路面の微妙な凹凸を乗り越えたり、荒れた路面を走ったりするとき、ゴツンと衝撃が来るのだが、こいつはスーーッとなにごともなかったかのようにクリアしてくれる。ボクサーツインエンジンの圧倒的なパワーとサウンドがここちよい。正直、車体はかなり重くて軽快感はないが、バイクに乗る楽しさを久しぶりに感じさせてくれるマシンだと思った。
まだ乗り始めたばかりで、詳しいことはこれからになるが、じっくりと長く付き合っていきたいと思っている。