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Channel: 妙高山麓発・サラリーマン日記
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暑さ逃れて妙高山へ「盆参り」(8/14)

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 盆休み初日の14日、午後から嫁さんの実家に呼ばれていた(「盆呼び」の予定だった)が、午前中、時間があったので、早起きをして燕温泉を基点・終点に、妙高山を時計回りにグルリと一周してきた。天候に恵まれ、まずまずの山行となった。
 昨年も17日に妙高山の山頂を踏んでいて、なんだか妙高山の「盆参り」が毎年の恒例行事になりつつあるようだ。
 前夜午前1時ごろまで、次女につきあってペルセウス座流星群を観察したこともあって、睡眠時間は3時間程度。少々寝不足ぎみである。

 朝5時20分に燕温泉を出発。夏山シーズンということもあり、すでに十台ほど車が止まっている。まだ朝早く、人気のない温泉街を進む。先回訪れたのは5月末の登山道整備のときで、あれから3カ月が過ぎた。早いものだ。
 妙高堂で手を合わせ、旧スキー場のゲレンデを登る。道の脇の木々の葉が、おかしな枯れ方をしている。おそらく猛暑の影響だろうか。赤倉温泉が引かれている「湯道」に入り、温泉管理小屋から光明・称名の滝を右に見ながらつづれ折りの道を進むと、白く濁った水が流れる川原「北地獄谷」に飛び出す。しばらく進み、ここから妙高山の正面壁を臨むが、やはり年々浸食が進んでいる気がしてならない。いつか山頂から大規模な崩落が起きないか、心配しているのだが、それもまた自然のあるべき姿なのかもしれない。
 急登で浮石の多い胸突八丁から天狗堂へ抜ける。6時45分ごろ、意外とあっさり着いた。先客がいて、あいさつを交わす。天気はすばらしく、日差しは容赦なく強い。ここはまだ涼しげだが、下界はそろそろうだるような暑さが始まっているのかもしれない。鎖場から山頂手前の岩場を抜け、7時50分に頂上着。ここまで先行者10人ほどを追い抜いた。多少「もや」がかかっているもの、山頂からは北アルプスの山々や、火打山~焼山~頸城~戸隠の山々のほか、中越、志賀の山々まで、ほとんどの山々が臨めた。涼しさと絶景が疲れを癒してくれる。なんて幸せなひとときだろうか。

 妙高大神に手を合わせ、持参したパンをパクつく。山頂にはトリカブトなどの鮮やかな夏の花々が咲き誇っている。
 三角点広場へ移って写真撮影に精を出し、8時25分ごろ下山開始。往路をそのまま戻るのでは芸がないので、ちょうど裏側の長助池~黄金清水方面を辿ることにしていた。山頂の裏側の道端には、イチゴの仲間がたわわな果実を付けていて、これを口に運びながらスタスタと高度を下げていく。甘酸っぱい味が口の中に広がり、疲れを癒してくれる。長助池に着くと、すでにワタスゲのピークは過ぎたようで、なんとなく殺風景な風景に思えた。黄金清水では、凍りそうなほど冷たい水でのどを潤し、コーヒー用にペット1本の水を土産に持ち帰った。
 11時37分、燕温泉に到着すると、さすがに出発時よりもかなり暑くなっていたが、下界に比べればまだまだ涼しいのだろう。
 自宅に戻り、予想どおり33℃ぐらいのうだるような暑さにうんざりししつつ、昼食を取り、「盆呼び」に向かった。

○山行日時  2013年8月14日(水)
○参考コースタイム  5:20燕温泉発~6:45天狗堂~7:30鎖場~7:50妙高山頂(休憩)~8:25下山開始~9:35長助池~10:14黄金清水~11:37燕温泉着
○メンバー  わたし単独

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