2013年は、いろいろなことがあった一年だった。
世の中ではいろいろなニュースがあった。個人的にもいろいろあったのだが、飛躍的な前進も、奈落の底に落ちていくような後退もない一年だった。逆にそういうことが、「幸せ」ということになるのだろう。
職場でも趣味でも、いろいろな人の支えを痛感した年であった。山を通じて出会った友人、職場の仲間、仕事を通じて出会ったかたがた、そして家族のみんなに、あらためて感謝したい。
それにしても穏やかな年の暮れである。
今朝(31日朝)は今年一年、健康であることに感謝して、7時から8時まで走り納め。この時期に、雪のない歩道を快調に走れるのはほんとうにありがたい。走るのは久しぶりだったうえに、寒い朝ということで調子はイマイチかと思ったが、予想に反してかなり調子が良くて、気が付くと1時間も走っていた。
というのも、今日は腕時計を忘れたまま出発したのだが、これがまた新鮮だった。いつもは時計をチラチラ見ながらペースを気にしたり、タイムが気になったりすることが多いのだが、今朝はなにか吹っ切れたような、憑き物が取れたような、そんな感覚だった。
仕事もランニングも山も、いつしか見えないなにかに縛られ、そして楽しめない、集中できない自分に気付かずにいたのかもしれない。2014年は、そんな柵(しがらみ)を取り除き、心の底から自分自身が楽しめる充実した時間を過ごしたい。
時計を忘れたことで、そんなちょっとしたことに気付くことができた。
シャワーの後、遅い朝食を取り、年越しの準備や買出しに出かけた。買い物から帰宅後、なぜか玄関の階段から数段転げ落ちて腰と肘を強打。涙が出るほど痛かったが、こんなもので済んで幸いだった。
午後から関温泉で年越しする両親を車で送る。三女も我々に同行。ついでに源泉掛け流し100%の湯に漬かる。階段で転び、打撲した場所もよくなったような? いつの間にか雪は止み、青空を見ながらの雪見風呂は最高。上がった後も、いつまでもポカポカして温かだった。
帰りに三女と関山神社に立ち寄り、今年一年の無病息災に感謝して、帰路に就いた。
帰宅してパソコンを開くと、ミュージシャンの大滝詠一氏が急死されたことをヤフーのニュースで知った。高校生のころからナイアガラのファンであるわたしにとっては、かなりショックなニュースだ。ご冥福をお祈りします。
2014年もよろしくお願いします。
写真:2014年もこんな絶景を見るために山へ行きたいなぁ。